このところ、東北大震災の余震? も続いている中、どういう訳か東京都の耐震改修に関する補助金予算が半分にされて、
各区や特定行政庁 (各市) の耐震診断や改修工事の補助金も予算が削られているようです。
八王子での耐震補助金が閉め切られた他、町田市でも6月8日で精密診断や耐震設計の補助金が閉め切られました。
(9月以降の補正予算枠を検討中とのことです)
皮肉なことに、今年度に入ってから行政に対する一般消費者の耐震相談が増加しており、耐震改修制度に係る担当者や、
関係者 (相談支援関連の建築士など) も戸惑っています。
耐震改修の推進については、行政も早急に進める必要があるとしているはずなのに、一方で予算が削減されるという矛盾が行われてしまうと、
折角耐震に関心が高まってきている時勢に水をさすことになりかねません。
補助金を出せば良いというものでもないのかも知れませんが、復興予算だけでなく予防としての助成金について、
その運用を含めて是非熟考願いたいと思います。 |